GHANA's BLACK STAR

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チンチョンチャンについての考察

ガーナ問わず、アフリカにいる日本人は少なからず、現地の人に
「チンチョンチャーン!」
と呼ばれることが本当に沢山ある。

ちなみに、チンチョンチャンはチャイニーズをからかった呼称。

ガーナに行くと、南部に行くほどあるけど、北部は全くよばれない。むしろ、
「ソーミリア!(白人さん)」と、町を歩いていると、子どもに沢山声をかけられたり。
「失礼ですが、中国人?韓国人?日本人?」と、大人もちゃんとわきまえて聞いてくる。

でもよく
「ニーハオ!チャイニーズ!」とも呼ばれるので、最初は愛想よく
「ちゃうよ。ジャパニーズだよー。」と答えていたけど、
最近はもう本当に面倒なのでシカトこいたり、
チンチョンコールをする子どもには、シカトをこいたと思わせつつ、
「ホワチャーーー!!!」と突如空手の真似して、子どもを追いかけ驚かせたりしてたのです。

よく考えてみるけど、中国人との違いだなんてアフリカンには分かるわけもない。英語圏じゃない白人たちが、うちらに「ハロー、ハロー」なんて言われて、ちっ面倒くせーなーとか思ってたんだろうなぁと、彼らの気持ちがよう分かったよ。

****
そんな、ちんちょんコールに面倒な態度をとっていたのですが。
ある日タマレのバス停で、チケットを売っていたオヤジの子どもと、時間もあったのでおしゃべりしていた時のこと。

非常にしっかりしたその子どもは、ボロボロのベンチをずりずりひきずり、
「ここだと暑いだろう、こっちの日陰で休むといい。」と、9歳児にしてジェントルマンな対応をしてくれるのです。
「有難う・・・。」そう二日酔いでグロッキー半端ない私とゆみちゃんは、非常に助かる思いでベンチに腰掛ける。

「君たちは、どこの国からきたの?」

「日本だよ」
「ふむ。日本人か・・・。」そう、少し遠くを見つめる少年。

「・・・ねぇ、日本人は中国人が嫌いなんだろう?」

「えっ!なんで。そんなことないよ!」と驚く二人。
「日本人は中国人と言われると、すっごく嫌な顔をする。だから、嫌いなんだろう?」
「ちがうよ!嫌いじゃないよ。チンチョンチャンっていつもからかわれるのが嫌なんだよ、だってうちらは日本人なんだし。」
「ふうん。そうなのか。」
と、また遠くを見つめる少年だった。

あれ?ひょっとして私たちの態度って、反中みたいな誤解を与えてるのか?彼らはチンチョンチャンでからかう人もいるけど、えぇ、そんな理不尽な解釈されてんのか?えぇ?えぇ、そんなことありえんのかーーー!?と、二日酔いグロッキーな頭でぐるぐると考える私。しかし、二日酔いで考え事しちゃだめだね!まとまんなかったわ!

ともあれ、彼らの誤解とも差別ともいえる行動が、私たちのネガティブなリアクションを引き起こし、それが更なる誤解を生むこともありえるのだ。こないだも、珍しくチンチョン言われて、「なに?あたしにケンカうってんの?」とすごんでしまったけど。あーーー、難しいーーーー!!


ところで少年は、しっかりしたやつだった。
乞食のおじさんが一人、私たちに物乞いをして、ゆみちゃんがお金を払う。
すると、ぬっと私に指を指して、次はお前の番だとしたり顔でねだられた。
「おじさん、もう一人が払ったじゃないか。」
「だめだめ、そのもらったお金で勘弁してやってくれよ。」

とかかんに攻める少年。
攻防戦が続くも、最後には、おじさんは、こいつにゃ負けたよという、やれやれという顔で去っていった。

バスを待つこと4時間半。
「さ、バスは発車するよ。」
「有難う。またね。」
「またね。」

こういう出会いは一期一会って分かっちゃいるけど、いろいろ気づかせてもらったから、少し名残惜しかった。
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