GHANA's BLACK STAR

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モザイクな社会

「日本は中産階級の集合体のようなものだなんていうけど、僕はね、実は日本社会は実に細かいモザイクでなされていると思うんだよ。」
「モザイクですか?」
「そうモザイクだよ、きみ」
そう目を細めて、どこか遠くを眺めていた私の先生。
あれから10年くらいたつけれど、いまだ先生の言葉の真意がまだつかめていません。

ところで昨日と今日はお休みです。
只今スーパー上司はガーナにいません。
「I'm traveling」だって言うから、ようやく休暇とれたのかと思って同僚に聞いてみたら、博士課程取得のためにイギリスに行ったそう。あんなに忙しいのに、その上ドクター取得のために勉強してイギリス通ってるだなんて、どこまで追い詰め突き進むんだ。私は極めて稀なガーナ人と一緒に仕事をしているんだと、改めて感じる。

さて話を冒頭に戻して、ガーナはどうなんだろう。特にアッパーイースト。
ここはくっきりはっきりとした社会だけど、とてもユニーク(いや日本のユニークさを当たり前と思うから、そう思うんだろう)。まだまだ語るに足りないけど、クリスチャンとムスリムがそれぞれ共生している。クリスチャンもムスリムも、ミーティングの前に必ずキリストにお祈りするし、時々アッラーへのお祈りもする。ムスリムも胸を十字にきる。そして金曜の午後1時半にはムスリムたちは、会議室を抜けてみんな一緒にお祈りする。

でも、住む区域はきっぱり別れている。
ムスリムが暮らす地区と、教会のある地区は大分離れている。
村には伝統的呪術師もいるから、きっとアニミズムも混じった宗教なんだろう。

呪術と宗教と科学が混じったモザイクな社会。それでも日本と比べたらきっぱり色が分かれているけど。
それを少し表象したい欲にもかられ、きっと芸術の秋なんですね。
ほんでフレイザーの『金枝篇』も読みたい。読書の秋。

アッパーイーストも秋。
バオバブの葉が黄色くなって、メイズやレッドミレットの穂が稲穂のように頭を垂れています。
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コメント


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モザイク画かぁ

モザイク画って、小さい点が集まって1つの画になってて、その画全体を見るから1つ1つのモザイクには目がいかんくて。けどその1つ1つのモザイクは1つとして同じものはなくて。そして小さいモザイクの集合体であるから他の画よりも輪郭はぼやけてる感じがする。きっと、日本は何となく中産階級の集合体(モザイク画を俯瞰してみた場合)のよーに見えるけど、そのもやっとした中産階級の集合体を形成するモザイク1つ1つは実は貧富の差も幸福度の差も大きいって事を言いたかったんかなぁ。きっと受けてによって十人十色の解釈があるとは思う。味のある先生やなぁ。

minato | URL | 2011-10-07 (Fri) 23:22 [編集 ]


みなちゃんの言う通り、モザイクの面白いところは全体像があるにも関わらず、個体でみるとすべて違うところだと思う。ほんとに日本はのっぺりとしたようで、こまかーく分布してるんだろうね。確かに田舎の公立の学校通ってたけど、色んな背景の子が雑多にいて、暮らしている社会の縮図のようだったかもしれない。

そう、先生は本当に味があって、真意を聞いても教えてくれないの。自分で考えなさいって。だから未だに分からないw

mayumi | URL | 2011-10-10 (Mon) 05:36 [編集 ]


 

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