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オリエンテーション ~パルトグラフってなんだ?~

金曜日でMaternal & Child Healthの部署のオリエンテーションも終わりました。
そんなわけで、上司に相談して、金曜はベテラン助産師さんたちが参加する研修に参加させてもらいました。

研修はパルトグラフについて。
なに、パルトグラフ??初めて聞く単語です。

パルトグラフとは、妊婦さんが陣痛が始まって子供が生まれるまでに記録する票のことです。記録票には、お産の時間数が横軸だとすると、縦軸に赤ちゃんの心音や、赤ちゃんが何センチ降りてきたか、お母さんの子宮口がどれだけ開いているか、お母さんの陣痛の記録やら血圧・体温などなど事細かに沢山のことを記録します。この記録があるから、お母さんの容体が分かり、どの時点でどういうアクションを起こさなきゃいけないかが分かるのです。

ガーナでは母子手帳にこのパルトグラフがカーボン紙と一緒にくっついて、原本は病院で、コピーはお母さんが持って帰ることになります。日本の母子手帳はパルトグラフがないらしいです。まぁ、医療者向けの記録票なので、なくてもいいのかな。

研修の内容としては、
①パルトグラフの正しい書き方を確認
②ケーススタディを見ながら実際にパルトグラフへ書き込んで答え合わせ
partografu2.jpg

③最後にはアッパーイースト州の各病院のパルトグラフを見て何が問題かを話し合いました。
partografu.jpg



私もやってみました。初めて書くし、助産師さんのゆみちゃんに確認しながらやっとこさできました。意外と難しいもんです。
partografu3.jpg
ベテランの助産師さんも、ケーススタディで書き込むのにかなりの時間を要していました。

全く助産師さんの知識なんて知らないのですが、知らなかったことを知るのは本当に楽しいです。
行政サービスの視点から見ても、パルトグラフ、各病院に1人か2人しかいない体制で沢山やってくる妊産婦ケアだけでも大変なのに、その上出産時にこれだけこまめに書き上げるのは相当大変だろうなぁという印象を受けました。事実、話し合いでもそこが問題にされていました。難しいところです。人手が圧倒的に足りない。だけど、この記録があってこそ容体の変化が分かり、妊産婦死亡率を下げる大事な役割も果たしている。他の国では、こういう事例でどうやって解決してるんだろう。地域ボランティアの活用とか?でもお産は夜中が多いしなぁ。

ガーナでは母子保健が本当に大きな問題。
そういう大事な問題だからこそ、細かなこういう書類の書きかたを実際やってみて知ることや、何が問題なのか現場の声を聴くのは必須です。研修に出席させてもらって、本当にいい機会でした。とっても勉強になった1日でした。
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コメント


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へぇ~、母子手帳にパルトがついてるんだー。
でも、分娩経過が長くなった人だと、足りないなんてことはないの???といらぬ心配をしてしまいました(笑)

私も今、パルトと格闘しているよー。
学生は、一回に一人を見てるだけだから、まだいいけど、助産師は進行中の産婦さんを何人も同時にみているから大変だよね…

maya | URL | 2011-09-11 (Sun) 22:29 [編集 ]


そう、そうなの分娩経過について、長くなると足りなくなるのさ。そういう場合ってどうなるの?って聞いたら、そんなに長くかかる人はあんまりいない、で回答が終わっちゃった(笑)

日本でも何人も同時にみるのが大変なくらいだから、ガーナはそりゃあ大変そうだよ。パルトみたら、全然記録されてない事例もあったし・・・。パルトに限らず、文書管理がとにかく課題なガーナです。

mayumi | URL | 2011-09-13 (Tue) 06:58 [編集 ]


 

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