GHANA's BLACK STAR

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ローコスト・ローリターンは儲からないのか?

昨日はニャリガ村のバスケットのバイヤー、ちかこさんと、ゆみちゃんと3人で女子会。つっても、ワイン、ビール、ジンをがぶ飲みする我ら3人。

これまで何度もブログで掲載したように、ニャリガ村は日本の大手アパレル会社にバスケットを輸出している。こんなにのどかで辺ぴな村で作られたカゴバッグが、今や日本のモデルが手にして雑誌に載っているので、いつも違和感を感じる。
nyariga20121126.jpg
こんな感じで、木の下でカゴ編みをしている村人をよく見かけます。

ある程度ブランド力もついてきたニャリガのカゴバッグ。
basket1.jpg
このモデルとかは、BEAMSで売ってたりしてたそう。


お陰様で、ニャリガ村クラフトセンターに、よくオーダーメイドをする仲に。そして女子会でワインのみつつ、とある手軽にできそうな商品を頼もうと思って聞いてみると、ちかこさんがこんなことを。
「実は単価が安いものだと、最近作ってくれないんだ。」
「え、でもこの商品、作りやすい上に、ニーズも結構あるから、売れると思うんですけどねー。」
「うん、でも結構渋られるとよ・・・。」
「なぜだ・・・。」


そこで3人で理由を考えてみた。

理由その1:ハイコスト・ハイリターン志向
今やバイヤーさんがオーダーしていき、一気にがっつり収入が得られるので、そっちを選びがち。そりゃそうだ、分かります。しかし、これは技術が伴って初めて得られる収入。高品質なので、1センチ以上のサイズが合わないと、即リジェクトされるので、時間と技術がかかる。そして、彼らにこの繊細な技術があるかというと、正直まだまだな気もします。よって、労力の割にリスクも高い。

理由その2:貯蓄の感覚がない
じゃあ、なんでローコスト・ローリターンの製品を大量に作らないのか。恐らくですが、貯蓄の概念がないのではと。十数年前までは物々交換や自給自足で暮らしてきて、その日暮らしの生活も多かったので、資本を貯蓄する感覚が薄いんだと思います。だから、塵も積もれば山になるポテンシャルも、塵にしか見えないので手を伸ばせない。村落普及員の隊員さんたちは、こういう貨幣経済の仕組みを教えるのに、多分苦労してるんじゃないでしょうか。

理由その3:ニーズが把握できていない。
当たり前だけどガーナで使わないものは、作らないし、作れない。ちなみに私が提案した商品もガーナでは馴染のないものなので、ニーズの知りようがない。輸出商品は特にニーズをはかりにくいので、現地の人がやりくりできるよう、ツールや人脈を残しておくことが必要なのかも。

理由その4:簡単な単純作業はつまらない。
そりゃ職人だもの。機械じゃないもの。多少難しくてやりがいあるほうが、腕がなるもんです。


なーるほどねーと、ワインをくるくる回しながら妙に納得する3人。しかし、欲しいもんは欲しいし、いいものは売れる。そしてローコストでも収入が大きく入ると分かれば、彼らは作るのだ。現金収入も安定したほうがいいに決まってるしね。ちなみに、ローコスト・ローリターンか、ハイコスト・ハイリターン、どちが儲かるのかという問いといえば、昔こんな本が流行りましたね。
gyozafrench.jpg
餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?


というわけで、ニーズさえ合えば売れるし、収入になるんだよという実証もこめて、ゆみちゃん・ちかこさん・わたしの3人で商品をプロデュースすることに。
今日は3人の脳内妄想を如何なく発揮し、デザインをブレスト。もし出来れば一時帰国前にサンプルを4つほどつくってもらって、日本でプチ市場調査。やべー、超たのしー!!!商品名聞いたら、あーこんなもんかーと思うので、まだ出し惜しみしておきます(笑)。でも通常のバッグより購買意欲は上がる商品なので、絶対売れると確信してます。ニャリガの商品は人気でブランド化しつつあるので、売り方によってはローコスト・ハイリターンのポテンシャルもある。うまくいくといいなー★

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