GHANA's BLACK STAR

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

中学校で講座をしてきました

帰国して1か月経ってしまいましたが。
7月12日に青森県五所川原市市浦中学校でガーナの紹介をしてきました。

出前講座4
実はここの中学校は、「ソーラー式ワクチン冷蔵庫設置プロジェクト」の支援をしてくれた中学校。御礼も兼ねてガーナの紹介もできました。

最初は「ハァ!?ガーナなんて知らねえし。まじたりーんですけどー。」みたいな中学生を想像しては、脳内でガクブルしたのですが。そんなこともなく、ものすごくウェルカムな学校でした。というのも、こんな感じですごく温かく迎え入れてくれたんです。

・出前講座ちょっと前には、みんなで現地語調べてくれたのか、「ウンテーガ(こんにちわ)」で挨拶され、
・私の紹介ムービーが事前に作られ、壮大なBGMと一緒に流れ、
・ほんで講座も終始生徒も保護者も和やかでした(なんとこの日は授業参観日…)。

そんなわけで、私も緊張することもそんなになく、容赦なく生徒にクイズやら出して聞きまくることができました。
出前講座2
こんなかんじで、4択のクイズにして手を挙げさせたり。

しかしここは日本の中学生。当てようと近づくものなら、サーッと下を向いて貝のように押し黙るみんな。はい、容赦しませんでした。つかつか構わず近寄り、肩をぽんと叩く。「さ、いってみよっかー!」と明るくマイクを差し出して、発言を強要。みんな、わははー!とひやかしたりするうちに、みんなすっかりリラックスモードになって、最後は和気あいあいと講座を進めることができました。

ちなみに、授業参観ともあって、保護者もきてたのですが、この画像を見せたら生徒よりも保護者から歓喜の声が。
出前講座3
みっちゃんと二宮君のコラボです。みっちゃん、有難う!


そんなこんなで、ガーナの様子や課題を写真をたっぷり入れて、紹介することができました。ガーナの写真を一枚一枚選別して、色々思い出を整理しながら作れた今回の講座でした。その後も新聞に掲載されて、素敵な記事にしてもらいました☆
出前講座


************
実は、市浦中学校は青森県でも八戸とは真逆の位置で、幼い頃に一度しか行ったことのない場所。
けれども湖をはさんでの隣町の車力は、実は曾爺さんの故郷だったりします。おじいは、その昔、車力村で開業医してたり、農民組合つくったり、戦後は八戸でポリオワクチンの調達をやってたりして。そして世代を経て、私も農村開発専攻してたり、ワクチン冷蔵庫調達してたり。別に意識してかぶった活動してるわけじゃないんですが、そういうルーツがあるのか、血があるのか、無意識の意識なのか。なんなんでしょうね。

ルーツの更なる根っこの土地に来て、広がる田園景色にボルガの平原を重ねてぼんやり眺めてました。おじいが呼んでくれたのかな。不思議な縁があって、たまたまこの土地にこれて、なんだか感慨深くなりました。

スポンサーサイト

そして日本に戻ってきました。

そうして怒涛の2か月が終わって、日本に戻ってきました。

はい、この髪型で。
finalday.jpg
この髪、編むのに6時間かかりました(3時間で終わると言われつつ)。最終日集合時間の時刻20分前に4人がかりで終わらせて、ダッシュでドミに駆けつける私。最後までハードランディングでガーナらしいというか、私らしいというか。

しかし、帰国するや否や、逆ホームシックにかられる私。
・この髪型で新宿の携帯ショップに行くも、店員さん誰一人話しかけてこず、寂しさにこらえられず店から退散。
・オランダのアムステルダムでは、オブロニたちに「あはは、見てあれー!」と指さされて笑われる。
・吉野家に行くも、味が甘い。七味をかけるも七味が辛くないので、七味の意義について考える。
・バスの中でヘッドフォンつけて音楽聞くも、ふと我に返ると、一人ノリノリで揺れているのは私だけ。
・実家のちっちゃいゴミ箱をみて、なんでバケツシャワー用の桶があるんだろうと、ずっと疑問だったり。
・お店の「いらっしゃいませー!」に、なんて返答していいか分からず、もじもじ。
・アッラーのお祈りも、ヤギの鳴き声も全くなく、朝が静かすぎて起きれない。
・プラスチックの袋がうまく開けられず、歯でこじあけてるのを友人に見られて笑われる。
・梅雨を雨季と言い間違えたり。
・そしてなにより、道ですれ違う人一人ひとりに挨拶できないもどかしさ。

などなど違和感ありまくりで、ボルガが恋しくて恋しくてたまりませんでした。
でも、スマフォは便利だし、いつでも蛇口からお湯でるし、もう二度と毎週手洗いしなくていいし、なにより日本食は膝から崩れ落ちるくらい美味しいし。日本の技術というか職人根性に脱帽する瞬間も多々あったり。

とはいっても、まだまだ振り返る暇もなく、もうちょっと落ち着いたら総括を行うとして。
2年間支えてくれた、日本にいる両親、相方さん、友人たち、ボルガの上司や同僚たち、JICA職員さん、調整員さん、専門家の皆様、協力隊のみんな、本当に有難う!!!そして、2年間毎日一緒に過ごしてくれたゆみこ姉さん、とっても有難う!!!みんなの温かさに触れた2年間でした。ありがとう。ほんとに有難う。
final.jpg

パンがなければガリを食べればいいのに

どうも、どうも。
パンがなくても、フフでもライスでもケンケでもバンクーでも主食なんでもござれなガーナからこんにちは。日本で主食は基本ライスだと答えると、哀れみたっぷりの顔をされます。日本人はガーナのおかずがスープ一品なことに、とても切なくなります。That's 異文化交流。

さて、残すところ、活動も1か月きりました。まじでまじでラストスパートです。この2年間、全くといっていいほど、旅行をしなかった私。そして悲しいかな。公用パスポートに書かれた国、ブルキナファソ、トーゴ、コートジボアール、マリ全てガーナ周辺国は政情不安定により協力隊員は渡航禁止です。

なので、最後の最後くらい旅行したい!
今回は、「国外に行けなきゃ国内で楽しめばいいのに!」シリーズです。
休みの合間を縫って行ってきましたよ。いろんなところに。

【その1:ブルキナに行けなきゃ対岸まで行けばいいのに】
隣の州のアッパーウエスト州では、野生のカバ見学ツアーに行けます。
wani1.jpg

ガーナ、ブルキナファソの国境がこの川というわけですが、この川で漁業をして生計をたてる住民もいます。しかし、そこには野生のカバが。野生のカバはめっちゃ凶暴とのことです。ガイドさんがあわてて、
「おーい!ガーナに戻ってこい!ブルキナ側にはカバいるぞぉぉー!」
と、声をかけて、気付いた漁師が慌てて引き返すシーンがありました。まぁ、そんくらいですね、ブルキナ感じた瞬間・・・。せつねえ・・・。

【その2:ブルキナの世界遺産行けなきゃシリグ村に行けばいいのに】
ブルキナファソには2012年に世界遺産に登録されたTiébéléという地域があるそうですが、こんなかんじでペインティングされた家が特徴的です。
mudvillage_08.jpg
写真はここから頂きました。


よく似た村、やっぱりブルキナ近いのか、うちの州のシリグ村にあります。
sirigupaint3.jpg
シリグ村の宿泊施設。ブルキナのほうが、柄が豊富で細かい。

ここではお家のペインティングの材料を使って、お絵かきできるサービスもあります。
sirigupaint2.jpg
黙々と没頭する女子たち。

sirigupaint1.jpg
できた!なにこれ、くじら・・・?なんか違う・・・。牛は富の象徴、双頭のワニには平和と協調。男性や女性を意味する模様などなど、シンボルマークを駆使して、自分のオリジナルの絵をかくわけです。他の隊員も結構やった人いるけど、みんな個性が出てて楽しい。オススメ。

【その3:マリの世界遺産に行けなきゃララバンガのモスクに行けばいいのに】
マリにも世界遺産があります。しかし最近の紛争で破壊されるという残念な事態に。今はユネスコで寄付金を募って、この世界遺産を再建させるプロジェクトをやってます。
mosque1]
土でできたモスク、Timbuktu。雰囲気あるわ。ほんと、ここには行ってみたかった。

しかーし!ガーナには「自称」西アフリカ最古のモスクがララバンガにあるのだよ!それがこれだ、ばばん!
rarabanga.jpg
うああ、なんかとっても雑ー!!

【その4:ライオン見れなきゃゾウを見ればいいのに】
はい、ご存じ西アフリカは、アフリカっぽい野生の動物ナッシングです。ハァ!ライオンいねえ!シマウマいねえ!フラミンゴなんて見たこたねえ!しかーし!そんなガーナにも国立公園があるのだよー!

ラストを飾るのは、モレ国立公園です。
mole1.jpg
みんなで行きました。

mole4.jpg
わあぁ、ゾウさん!!戯れるゾウさんたちにまじほっこり。

mole3.jpg
そして、さらに貴重な光景となるのが、ゾウの目の前で漫才してくれる神々。その後、背後にクロコダイルが現れ、公演は中止に。そんなモレ国立公園、ガイドによると「ライオンは4年に1回見れる。」とのことでしたが。何の催しなんだよ。ほんとなのか・・・。



以上、国外に行けなきゃ国内で楽しめばいいのにシリーズでした☆
がっかりポイントは多数あるものの、他国と比べてかなり安定感のある平和なガーナを感じたのでした。残り1か月、最大限で楽しめガーナ!
mole2.jpg
ノーザン州のかっちゃんと、アッパーイースト州の3人でコラボの写真で〆!

ガーナとビーズ(その2.現代編)

大分日にちが経っちゃったけど、ガーナとビーズ、第2弾です。
かつては奴隷貿易の交換用に使用されていたヴェネチアビーズ。隊員のちさちゃんによると、なんと奴隷7人分がビーズと交換されてたとのこと。美しさと悲しさがつまっているアンティークビーズですが、皮肉にもガーナでは高級品だったビーズが民衆に渡り、今ではトンボ玉のアクセサリーがガーナの代名詞なほどになりました。
beads16.jpg
おびただしいほどのビーズがマーケットで売ってます。

ところで、隊員のちさちゃんは、プログラムオフィサーという業種で、ビーズで生計を立てれるよう支援するNGOに配属されています。商品管理から、ビーズ職人と交渉、商品開発のための目新しいビーズの開拓など、タフなことをしています。
beads14.jpg
グローバルママスというNGOで働くマダムたち。ここのNGOは隊員のお土産用に御用達です。



さて、折角ちさちゃんの任地に遊びにきたので、ちさちゃんの紹介のもと、私も手作りビーズを作ることに!
というわけで、今回はこちらの先生からビーズ作りを習うことに!どどん!
beads6.jpg
ビーズ職人の息子です。学校がストライキでお休みなので、家のお手伝いをこの日していました。

写真は廃材のガラスを集めて人力で砕いている様子。やってみたけど、めっちゃ重いし、大変でした。この工程が一番大変とのこと。機械をちさちゃんのNGOで調達して支援するも、砕くための燃料代がかさむので、なかなか難しいそうです。

汗だくになって砕いたガラスの破片をふるいにかけて、染料を加えた後に、型に入れて焼くのですが、なかなかローカル感がでて、個人的なほっこりポイントでした。
beads8.jpg
型になにか木の棒を挿し込んでますね。実はキャッサバの木の枝。これを型の溝にいれて、カッターで切っていく。ガーナのビーズ、穴がビーズによってまちまちなので、クオリティ低いなと思ってましたが、原因はこいつか!でも、こういうローカルの材料で作っていく工程が分かると、なぜだか素朴なビーズも愛らしく感じてしまう。

そして、これにガラス粉をつめて、手作り窯に入れて焼くこと15分。
beads11.jpg

できたー!!キャッサバの枝はきれーに焼けてなくなってました。
beads12.jpg


市場で売ってるのよりさらに素朴な感じが出てますが、後でヤスリで綺麗に磨いて、ピアスとしてじゃらじゃらつけるよー!!というわけで、ビーズの旅、だん!ちさちゃん、職人さん、職人の息子さん、お世話になりました。モチュミモチュミ~☆ビーズがガーナの誇りになるよう、心躍る美しいビーズをこれからも作ってください~!
beads13.jpg

ガーナとビーズ(その1.歴史編)

最近所用が色々と重なり、首都アクラに来ています。
今までほとんど旅行もしてなかったので、折角なのでアクラからトロトロで2時間ほどしたイースタン州のクロボに来ました。

ここはビーズで盛んな町です。毎週水曜にはビーズマーケットが開かれています。
beads1.jpg


ここではガーナで作られたトンボ玉が有名なのですが、ここの任地で活動しているちさちゃん曰く、アンティークビーズも売っているそう。ここのアンティークビーズ、かなり高価です。一般のガーナビーズのブレスレットが「1個」50円で買えるのに対して、アンティークビーズは「1粒」300円~500円も!!

なんでこんなに高いと聞くと、現地の人曰く、「ガーナの今の技術じゃつくれないからよ。ここで売ってるのが全てなのよ。」と言うのですが、後で調べてみると違いました。

1.ヴェネチア産の貿易用のビーズだった。
beads3.jpg
ミルフィオリと呼ばれるビーズ

1500年~1800年の間、ヨーロッパが西アフリカと貿易(勿論、奴隷貿易用にも)をするため、ヨーロッパから導入されたビーズです。上の写真はミルフィオリと呼ばれるビーズ。イタリア語で「千の花」を意味して、その名の通り、花柄がメインです。さてこのビーズ、日本で買うといくらでしょう。ここで、チェックしてみてください。びびります。

2.ガーナの族長の間でのみ交換されたビーズだった。
beads4.jpg
シェブロンビーズと呼ばれるビーズ(引用元はここ
同じくヴェネチア産ビーズ。このビーズは「ビーズの貴族」と呼ばれて、族長(チーフ)の間でのみ取引されていたそう。


そんな感じで、ビーズから当時のヨーロッパとアフリカの貿易について、ちょっと知ったのでした。私は、ミルフィオリとシェブロンを厳選してそれぞれ買いました☆日本に持って帰って、ブレスレットや小物のアクセントとして、使おうかな。めっちゃ高価で希少なので、ガーナにいる隊員さんはお土産に是非是非。

引き続き、次回はガーナで作っているトンボ玉の紹介です。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。